傑作新聞

第8回 鍛えられた営業の苦悩は昇華し、次のステージを開く力に変わる

担当になって以来、「媒体業者さん」と呼ばれ続け、1年かけて初めて「古西さん」と呼ばれた時、本当に感動した。

出会いは入社1年目の12月、とにかく会社の先輩方は「すごい会社だよ」としか言わなかった。何がすごいのかというと「体育会系の実力主義」、且つ「任せて頂けるお仕事の量」もすごかった。

幸いなことにお仕事も少しずつ増えていき、気付けばそれまでの自分の実績を上回る程になっていた。並行して大きなミスもした。お取引先との兼ね合いで、媒体の代理店を変えると言われ、今までやってきたこと全てがダメになりそうになったことや、お客様のミスを被りひどい罵声を浴びせられたこともあった。お客様の期待以上の結果を常に出し続け信頼を得ることで、1ヶ月目にはお客様が出稿する広告の5%程のお仕事しか頂けていなかったものが1年後には95%にまで達した。結果を出し続けたことで担当者の方は昇格もした。

「お付き合いが始まって1年目になりますね」というメールがある日ふと届いた。そこには食事のお誘いと共に「古西さんをパートナーとして、一緒に歩んできてよかった。本当にありがとうございました。またお互いの夢のために頑張りましょう!」という言葉が書いてあった。業務メール等以外で、初めて人と人の付き合いで「古西さん」と呼ばれた気がした。

池袋メトロポリタン口からガードレールを抜けお客様のところへ向かうあの道、悔しくて泣いたこともあった。

でも、あの悔しさや涙も、その一言で全て吹き飛んだ。僕も、あなたに会えて良かった。

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