傑作新聞

第8回 [インド事情]アバウトなのが常識

日本の“常識”つまり“common sense(共通の感覚)”が、インドでは全く通じない。全てがアバウトの様な気がする。

その例をいくつかご紹介する。

  • インド時間という言葉があるのもその現われだ。ビジネスでも約束の時間に平気で1時間は遅刻してくる。確かに、日本と違って電車もバスもタクシーも定刻には動かなければ、オート乗降時10分は格闘(交渉)しなければならないが、例え遅れても申し訳そうな仕草もない。
  • Approximatelyという言葉をよく耳にする。“およそ”という意味をもち、インドらしい言葉だ。ただ、どうしても仕事上ではこの言葉が邪魔になる。例えば見積を頼んでいるのに必ず文頭に“Approximately…”…この場面でおよそはおかしいだろ!と突っ込みを入れたくなる。
  • 買い物に行った際、レジに並んでいると、並ぶほうが馬鹿だと言わんばかりに堂々と割り込んでくる。コーラとタバコを買うだけなのに15分待たされた。仕舞いにお釣りの2ルピーが無かったのか、飴を2つくれてニコッと笑った。あまりの対応に思わず笑ってしまった。

これらの様に、常識では話せばわかると思ってしまいがちだが、共通の世界があまりにも違いすぎることに気づいてしまった。郷に入っては郷に従え、されど日本人としての常識を忘れずにいたい。

■文責:インドセンター長/阿部

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