2025.04.24

AI-BPO Agentの提供開始 AI-BPOでの自動電話対応能力を大幅に向上

マスターピース・グループ株式会社(本社:東京都港区西麻布、代表取締役社長:中島樹里、以下「マスターピース」)は、コンタクトセンター向けAI SaaSサービス「AI-BPO」と連携するコンタクトセンター特化型AIエージェントの提供を開始します。

AI-BPO Agent

開発の背景と目的

近年、コールセンター業界では人手不足や採用難、運営コストの増加といった課題が深刻化しています。​また、生成AI技術の進化により、AIを活用した業務効率化のニーズが高まっています。​しかし、従来のAIシステムでは複雑な対話や高度な用件特定が困難であり、コールセンター実務での使用に限界がありました。​このような背景から、マスターピースは「AI-BPO Agent」を開発し、より高度なAIによる自動電話対応を実現しました。

コンタクトセンターにおける課題

コンタクトセンターにおいて、近年ますます深刻化しているのが人材不足と採用難です。少子高齢化により、オペレーターの確保が困難になり、特に夜間対応においては、人材の確保が運営の大きなボトルネックとなっています。
また、オペレーターのスキルや経験値により、応対品質にばらつきが生じ、企業のブランドイメージや顧客満足度に影響を及ぼすケースが増えています。
さらに、コールセンター業務の多くを占める住所や氏名の聞き取り、注文内容の確認といった単純かつ繰り返しの多い業務に時間を取られ、オペレーターの精神的な負担が大きくなることで、業務の効率が下がり、離職率の上昇にもつながるといった悪循環が発生しています。
こうした課題を、マスターピースの新サービス「AI-BPO Agent」で解決します。

AI-BPO Agentの機能

  1. 従来のボイスボットより大きく性能が向上
    AI-BPO Agentは従来のボイスボットと比べ、顧客の発話内容から意図を正確に汲み取る高い問題特定能力と、さまざまなタスクを実行する高いエージェント能力を備えており、自然でスムーズな対話を実現します。スロットフィリング技術を応用したフォーム聞き取りエージェント、対話による聞き返しが可能な対話QAエージェントなど、最新の技術を用いたエージェントがお客様との自然で正確な会話を実現します。これにより、従来人でしか行えなかった失敗を許されない業務にもAIを利用可能になりました。
  2. 複数のエージェントが協調して動作
    AI-BPO Agentでは、お客様とそれぞれのエージェントの会話を監視する振り分けエージェントが、お客様に実際に対応するエージェントを自動で切り替えます。専門分野を持つエージェントが互いに協調して対応することで、一つのエージェントでは難しかった高度な対応を可能にします。役割の異なるエージェントが連携することで、必要な情報を短時間で収集し、通話時間を大幅に削減することが可能です。
  3. Contact Flow AnalyticsTM
    AI-BPO Agentは、マスターピース・グループの豊富なBPOの経験に基づいてお客様の通話を分析する、Contact Flow AnalyticsTMを備えています。お客様が離脱しやすい箇所を見つけて、適切なフローに改善します。
AI-BPO Agentフロー分析図

AI-BPO Agentを構成するエージェント

AI-BPO Agentでは、複数のエージェントが協調して動作することで、一つのエージェントでは難しかった高度な対応を可能にします。ここでは、AI-BPO Agentを構成するエージェントを紹介します。

  1. 振り分けエージェント
    お客様と各エージェントの会話を監視し、複数のエージェントを自動で切り替えます。それぞれの専門分野を持つエージェントが互いに協調して対応することで、自然で、高度な対応を可能にします。
  2. フォーム聞き取りエージェント
    人がヒアリングシートを聞き取っているような自然で正確な対応を可能にします。お客様の発話をフォームに落とし込む部分では、LLM技術の一つである「スロットフィリング」を用いることで、ユーザが想定と異なる順番で発話した場合でも、フレキシブルで高精度な応答を可能にします。お客様の発話をフォームに落とし込む部分ではLLM(スロットフィリング)、応答はプログラム(ルールベース)と分担することで、従来人でしか行えなかった失敗を許されない業務にもAIを利用可能になります。BPOの経験を活かした新しいAIです。
  3. シナリオエージェント
    フォーム聞き取りエージェントが聞き取った内容などをもとに、データ保存、メール送信のほか、お客様システムとの連携をノーコードで行います。他社製品では高額なカスタム開発費用がかかるケースでも、AI-BPOではノーコード技術を利用して低開発コスト、低メンテナンスコストで実現可能です。
  4. 対話QAエージェント
    従来のQAボットでは、ユーザの質問が曖昧だったり、十分に絞り込まれていなかったりした場合、不適切な回答をすることが多くありました。対話QAエージェントは、一問一答ではなく対話による聞き返しが可能な質問応答型エージェントです。聞き返しによって、ユーザが抱えている問題を把握することで、自然な形で適切な回答にたどりつくことができます。
  5. カスタムエージェント
    お客様の要望にあったエージェントを開発します。お客様システムとの連携、RPAをはじめ、ボイスボットを起点にさまざまな業務をAI化することができます。経験豊富なAIエンジニアが、業務にあったエージェントをご提案します。

エージェントの組み合わせ例

  • 注文処理エージェント(フォーム聞き取りエージェント+シナリオエージェント)
  • 注文キャンセルエージェント(フォーム聞き取りエージェント+シナリオエージェント)
  • 入会処理エージェント(フォーム聞き取りエージェント+シナリオエージェント)
  • 商品購入アドバイスエージェント(カスタムエージェント)
  • FAQエージェント(対話QAエージェント)
  • 商品質問エージェント(フォーム聞き取りエージェント+対話QAエージェント)

今後の展望

マスターピースは、「AI-BPO Agent」の提供を起点に、ヒトとAIの共存による業務の最適化をさらに推進してまいります。今後は、感情解析やパーソナライズ対応など、より人間らしい対話を実現する機能を追加し、対応の質を一層高めていく予定です。
マスターピース・グループは、AI技術の進化とともに、業務効率化と顧客体験の向上を両立させるソリューションを提供し続けてまいります。

マスターピース・グループ会社概要

会社名 マスターピース・グループ株式会社
代表者 代表取締役社長  中島 樹里
所在地 〒106-0031 東京都港区西麻布1-8-12 MPG西麻布ビル
TEL 03-6635-0067
URL https://www.m-piece.com/
事業内容 カスタマーサポートAI自動化サービス、運用支援付きSNS炎上対策サービス

■お問合せ先
 マスターピース・グループ株式会社
 担当:橘田
 住所:東京都港区西麻布1-8-12 MPG西麻布ビル
 電話:03-6635-0067
 e-mail:info@m-piece.com

2024.09.12

【10/8,9,10開催!】「現場で本当に必要なDXとは!?」オンラインカンファレンス に登壇します!

株式会社シーエーシーが主催する「現場で本当に必要なDXとは!?~コールセンターDXの事例とその先について~」に当社代表取締役社長中島樹里が登壇します。

コールセンター業界におけるDXへの取り組みや生成AIの活用は、 顧客対応の品質を向上し、運営コストを削減する手段として期待されています。しかしながら、「現場で利用するにはまだ遠いのでは……」「本当に必要な機能が足りていない」というような声が聞こえてくるのも事実です。そこで当社からはコールセンター企業が実践しているAI導入事例とAIサービスをテーマに自動応答や要約を活用したAIシステムとBPOの融合によるBPaaSについてお話しします。 当社は、2024年10月8日(火)〜10日(木)の10:30~10:50に登壇します。多数のご参加お待ちしております。

開催概要

イベント・ セミナー名 現場で本当に必要なDXとは!?~コールセンターDXの事例とその先について~
開催日時 2024年10月8日(火)〜10日(木) 9:00〜16:40
※代表取締役社長中島樹里 10:30~10:50登壇
開催方式 オンライン配信(Zoom)
費用 無料
イベント公式サイト・申し込み方法 https://webempath.com/callcenter_conference/?coming_source=m-piece
登壇者 代表取締役社長 中島 樹里
主催 株式会社シーエーシー Empath事業推進室

2024.06.17

【7/24開催】「ContactCenter MashUp BOX 2024」に出展します!

マスターピース・グループ株式会社は、株式会社コムデザインが主催する「コンタクトセンター マッシュアップ ボックス 2024」に出展いたします。

株式会社コムデザイン主催の『コンタクトセンター マッシュアップ ボックス 2024』に、当社ボイスボットの「AI-BPO」を出展致します。
本イベントは、コムデザイン社のクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」をテレフォニー・プラットフォームとし、コンタクトセンターの現在にアプローチするリアルイベントです。
ボイスボットや音声認識を筆頭としたコンタクトセンターで利用可能な最新のAIソリューションベンダーが集結いたします。
多数のご来場をお待ちしております。<事前登録制>

開催概要

イベント・ セミナー名 ContactCenter MashUp BOX 2024
開催日時 7/24(水) 11:00~16:30
開催場所 砂防会館 別館 1階(東京都千代田区平河町2丁目7-4)
東京メトロ永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口 徒歩1分
費用 参加無料
イベント公式サイト マッシュアップHP
申込方法 【来場予約】ContactCenter MashUp BOX 2024
展示 「CT-e1」とマッシュアップした「AI-BPO」の自動応答や20年以上のコールセンター業務で培ったお客様対応のデータを学習させた生成AIによる回答補助や履歴要約・FAQ作成などコールセンターの会社だからこそできる「コールセンターAIオペレーター」の機能を提供します。
主催 株式会社コムデザイン

2023.10.19

株式会社山善<サポートセンター>に「AI-BPO Double BRAIN」を導入し ヒトとAIによるカスタマーサポート運営を開始

マスターピース・グループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中島樹里、以下「マスターピース」)は、工作機械、産業機器、機械工具などの「生産財」と、住宅用設備機器、家庭用品などの「消費財」を取り扱う専門商社である株式会社山善(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岸田貢司、以下「山善」)の家庭機器事業部のサポートセンターにおいて、2023年10月から「AI-BPO Double BRAIN」を導入し、ヒトとAIによるカスタマーサポート運用を10月より開始しました。
 マスターピースは、「「ヒトとテクノロジーの共存によって人々の時間を豊かにする」をミッションとし、企業の販売活動における様々な課題を、ヒトによるオペレーションとAIシステムの共存による「Double BRAIN」によって解決するビジネスをグローバルで展開をしています。
 マスターピースのコールセンター向け製品である「AI-BPO Double BRAIN」は、20年以上のコールセンター運営経験に基づいて設計されたAIを活用してコールセンターの効率化とデジタル情報化を実現するSaaSサービスです。「AI-BPO Double BRAIN」を活用したサポートセンター運営を実施することによりお客様の満足度向上・サービス品質向上を目指して参ります。

山善・マスターピースグループ

【背景について】  「ともに、未来を切拓く」をパーパスに掲げる山善は、企業価値向上に向けた重要課題の取り組みとして「デジタル化による顧客価値の最大化」を定めております。リアルな人財の強みと、デジタルを起点とした顧客との接点増加や新ソリューション提供を融合する取り組みの一つとして、マスターピースの「Double BRAIN」を活用したサポートセンターを導入することを決定いたしました。AIによる自動化とお客様の声のデジタル化によって効率的かつ新たな付加価値を創出する運営を目指します。

【運用について】
2023年10月から山善サポートセンターを「Double BRAIN」を活用してマスターピースが運営します。これにより、顧客満足度の向上を図りつつ、お客様との対話のデジタル化を行い、山善のサービス展開や品質向上の一端を担えるサポートセンターにしていきます。

「Double BRAIN」について

「Double BRAIN」(https://www.m-piece.com/service/aibpo/)は、ルール化できる対応をAIに担当させることによって、カスタマー対応する社員の負担を無くし一つ一つのお問合せに集中することを手助けするシステムです。AIだけでお客様と対話する自動応答だけでなく、お客様との対話をテキスト化し自動的に学習する機能を搭載しています。お客様との対話テキストによりお客様の声をそのまま管理でき、運用しながら改善に努めることが可能なサービスです。

マスターピース・グループ株式会社について

設立:1992年9月

  • 所在地:東京都港区西麻布1丁目8番12号 MPG西麻布ビル
  • 代表者:代表取締役社長 中島樹里
  • URL:https://www.m-piece.com/
  • 事業内容: カスタマーサービス事業、マーケティング事業、リスクマネジメント事業

ヒトによるオペレーションとAIシステムの共存による「Double BRAIN」によって企業の課題解決をするビジネスをグローバルで展開

株式会社山善について

設立:1947年5月

  • 所在地:大阪府大阪市西区立売堀2丁目3番16号
  • 代表者:代表取締役社長 岸田 貢司
  • URL:https://www.yamazen.co.jp/
  • 事業内容:生産財関連事業・機械事業・産業ソリューション事業・ツール&エンジニアリング事業・海外生産財事業・消費財関連事業・住建事業・家庭機器事業

■お問合せ先
 マスターピース・グループ株式会社
 担当:北川
 住所:東京都港区西麻布1丁目8番12号 MPG西麻布ビル
 電話:03-6635-0067
 e-mail:voc-mpg@m-piece.com