傑作新聞

第22回 [フィリピン事情]フィリピンの新たな一面「タガイタイ」

フィリピンといって皆さんの頭の中でまず浮かぶのは、バナナとかセブ島などの「南国」のイメージだろう。綺麗な海に囲まれたこの島国は、年中暑い熱帯国という印象をどうしても避けられないが、実はフィリピンにはあまり知られていないもう一つの面がある。今回はフィリピンの「タガイタイ」についてご紹介したいと思う。

「タガイタイ」は首都マニラの南60kmほどのところにある小さな町で、夏でも涼しい避暑地である。外国人観光客が多く集まる人気スポットで、はるばる遠方からやってくる方も少なくないなどから、その人気振りがうかがえる。

この別荘地の人気の理由としては過ごしやすさはもちろんのこと、多種多彩な専門店がこれでもかというくらい軒を連ねていることが挙げられる。訪れる人は、ストレスを発散したいとか、自然に癒されたいなど、「タガイタイ」の持つ癒しの空気と、おしゃれで体に優しいお店に惹かれてくるのは間違いないようだ。

お勧めのお店は自家製農作物を取り入れ「温室」をテーマにした料理を出してくれる「ソニアス・ガーデン」。世界一小さな活火山であるタール火山とタール湖を眺めるベストスポット「ジョセフィン・レストラン」。ロマンチックディナーを求めているカップルに最適なお店「アントニオ」などなど挙げるときりが無い。どこも味・雰囲気ともに最高だ。

そんなに素敵な場所ならさぞかし日本人観光客も多いのだろうと懸念されるかもしれないが、実は「タガイタイ」で日本人の姿を目にすることがあまり無い。日本人にとっては「フィリピン=ビーチ」のイメージが強く、観光といえばダイビングや海辺の夕日見学といったものばかり。フィリピンに行ってまでわざわざ山に行こうと思う人が少ないためか、お世辞にも人気スポットとはいえない。

フィリピンには「閉じた口には蝿は飛び込まない」という諺がある。一度きりの人生、安穏無事な生活を送るより、冒険を試みる方が人生にふさわしい!という意味だ。ちょっと大げさかもしれないが、一生に一度はフィリピンに冒険しに、そして新たな一面を発見していただきたいと思う。

■文責:本社秘書室/アキノ・アイザック

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